2020年度大阪大学医学部中之島祭(2020年12月6日(日)実施予定)は、
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、
このたび実施しないことが決定いたしましたのでお知らせいたします。
楽しみにされていた方や、関係各所には大変ご迷惑をおかけ致しますが、
昨今の状況を鑑み、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
来年度以降、感染拡大防止・予防・治療の諸対策が確立され、
再び皆様をお迎えできる日が来ますこと、お祈り申し上げます。
中止の理由・趣旨
- 現状、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する重症化リスクおよび死亡率を改善する治療法は確立されておらず、目下のところ感染拡大の防止(特に人が集まって集団で感染する「クラスター発生」の防止)が公衆衛生上重視される。
- 人が集まるイベントである大学祭の性質上、どれだけ感染予防対策を徹底しても来場者および運営者の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)への感染リスク排除は難しい。
- 仮に感染クラスターが発生した場合、大阪大学医学部付属病院および歯学部付属病院などの医療機関における診療行為への影響、大阪大学の運営全般への影響が甚大である。
- 仮に感染予防対策を万全に講じたとしてもイベント規模の縮小は避けられず、来場者に楽しんでいただく形での開催は難しい。
1-3の状況下で大学祭を開催することは、
大阪大学医学部の医学生としてふさわしい判断であると我々は考えません。
また、4.の状況より来場者に大阪大学医学部の魅力に触れて頂き、
また楽しんで頂くという大学祭本来の趣旨が達成できません。
以上の理由によりこのたびの中止の判断に至ったものです。
2020年8月21日(金)
大阪大学中之島祭実行委員会